真辺大地さん・未来さん

夫婦

みかん農家の真辺さんご夫婦にお話を伺いました

就農のきっかけ

——有田川町へ移住・就農されたのはどんなきっかけがあったのでしょうか。

未来さん:私たちは、2022年4月に奈良県から有田川町へ来たばかりです。それまでは2人ともサラリーマンでした。
コロナで私が仕事をクビになったのがきっかけで、逆にこれからは自分達のしたいことをしてみようと思い立ち、農業を始めるための情報を集めました。その時インターネットで見つけたのが今の師匠(三木さん)でした。
みかん栽培に元々興味があったのですぐに連絡して、その後は週末など時間を作って奈良県から師匠のいる吉備まで通ってだいたい1年半みかん栽培を習いながら家を探してたんです。空き家と畑がセットになった物件があって、倉庫もついていたのでここしかないと思って購入しました。
移住に向けて環境を整え、師匠のOKも出たので子どもが中学校へ進学するタイミングで有田川町に来ました。私は移住当初から就農し、夫は移住後もサラリーマンを続けていましたが、10月に本格的に就農し、今は二人で営農しています。

今は購入した畑以外にも師匠を通じて紹介して頂いた園地をお借りして栽培しています。収穫できる畑が少ないのでもっと実力をつけて面積を広げていきたいです。購入した畑のほとんどは長年耕作されていなかったので即戦力には出来ないんですよね。なのでこれから改めて栽培できるように整備する必要があります。すごく広いので不安がすごいです…泣

移住の際に役立ったこと

——移住するにあたって苦労されたことはありますか。

未来さん:まずスタート地点に立つ事が難しかったですね。農家になるには何から始めればいいのだろうと。1つ1つ壁を壊して、やっとスタート出来たところです。農業のことは師匠に教えてもらえますが、移住することで活用できる補助金のことなどを役場の職員さんが親身になって教えてくれてすごく頼りになりました。なので私たちも何かあればすぐ相談してました。役所仕事だけでなかったんですよね。仕事以上のことを教えてくれたと思います。

子どもが移住にポジティブだった

——お子さんの反応はいかがですか。

未来さん:楽しんでいます。「釣りができる!」と雨の中片道1時間半かけて自転車で海まで行ってきたくらい(笑)エンジョイしてます。奈良の友達とはSNSで繋がっているから大丈夫、って言ってくれて。子どもが渋ったら親は迷ったけど、子どもがポジティブだったので思いきれましたね。地域の方も私たちを歓迎してくれて、お隣さんは野菜をいつもおすそ分けしてくれたり、保護者の集まりにも呼んでいただいて楽しく交流させてもらっています。

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更新日:2022年12月22日