楠部睦美さん

インタビュー動画を町公式チャンネルで配信しています。下記リンクからご覧ください。

楠部睦美さんと愛犬きなこ

“もらいもん”の古民家をゲストハウスに

——楠部さんは有田川町にUターンされる前はどちらにお住まいでしたか?

高校までを有田川町で過ごし、大学生活は滋賀県でした。
大学卒業後は愛知県の建築会社で勤務し、リノベーション事業の提案などを担当していました。

 

——Uターンのきっかけとなったことは何でしょう。

親戚のおばあさんの遺言で実家の隣の古民家を譲り受けたことが大きなきっかけになりました。
はじめは和歌山に戻った時に自分のセカンドハウスにしようと考えていたんですが、これをゲストハウスにするのはどうかなと思い、やってみようという気になりました。Uターン直後はみかん生産・加工会社の営業職として働きながら、仲間とリノベーションを実施し、2016年に「ゲストハウスもらいもん」としてオープンしました。

 

——開業にあたり気をつけられたことはありますか。

ご近所の方との関係ですね。お客さまを呼ぶので、周りの方の理解がないと難しいと思いました。なので、家の手直しが完成した時は、オープンハウスをしてまず見ていただきました。
皆さんとても暖かくて、ずっと協力いただいていますね。

ゲストハウスもらいもん

古民家の趣あるゲストハウスもらいもん

有田川女子会のリーダーとしてまちの魅力を再発見

——楠部さんは有田川町のまちづくりチーム「AGW」(下部に注釈あり)に参加し、そこから派生したチーム「有田川女子会UP Girls」のリーダーを務められていると聞きましたが、どういった活動をされているのでしょうか。

野菜ソムリエを招いての料理教室や郷土料理づくりのワークショップ、講師を招いてまちあるきをしながら写真の撮り方講座を開いたりしています。
最も注目をいただいたのはまちのガイドブック「shiyola(シヨラ)」を刊行したことですね。ちなみにシヨラは和歌山弁で「~しよう」という意味があります。

 

——「shiyola」ではどういったことを紹介されているのでしょうか。

観光スポットの紹介から、移住者へのインタビューや喜ばれる土産品、有田川町の食材を使ったレシピの紹介などで構成しています。地元出身者に加え、編集長は東京からの移住者が務めるなど、多様な視点でまちの魅力を再発見することができたかなと思っています。
作成にあたっては町役場が賛同し、予算がついたことで本格的な1冊に仕上げられました。

この3年間で「shiyola」「ASOBOLA MAP」「ASOBOLA」とテイストの違う冊子・マップを作成することができたので、ぜひ手にとってほしいですね。

女性3人がガイドマップ(シヨラ)を持って微笑んでいる写真

shiyolaを手にする有田川女子会のみなさん

——最後に移住、Uターンを考えられている方へメッセージをお願いします。

山や川など自然が近く、口に入るものも新鮮になります。それとやはり人ですね。周りの人と一緒に進んでいけるある意味濃い人付き合いができるのが、いいところだと思います。

移住に当たっては理解者、協力者を見つけるのが大きなキーポイント。地域を訪れまちの人々と交流することが第1歩になると思います。

 

 

関連情報

AGW

AGWの活動は「ARIDAGAWA 2040 | 地方創生 有田川という未来」でご覧ください。

ゲストハウスもらいもん

所在地:和歌山県有田郡有田川町吉原1450

電話番号:050-3555-1450

 

 

 

 

このページに関するお問い合わせ

商工観光課(移住担当)
〒643-0153 和歌山県有田郡有田川町大字中井原136-2

電話番号:0737-22-4506(直通、平日8時30分~17時15分)
電話番号:0737-52-2111(代表)
ファクス:0737-32-9555
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更新日:2022年04月13日