浄教寺(国指定重要文化財)

文明4年(1472)明秀上人が開山した浄土宗西山派の寺院。重要文化財の仏涅槃図や大日如来坐像、県指定文化財の当麻曼荼羅や十王図をはじめ数多くの寺宝が伝えられています。この中には明恵上人ゆかりの寺である最勝寺から伝来したものが含まれています。

仏涅槃図は鎌倉時代初期の作で、大きな天蓋が描かれている点が珍しく、明恵の意向を汲んで製作されたものと考えられています。大日如来坐像は鎌倉時代初期の作で、仏師運慶・快慶に通じる作風がみられます。

仏涅槃図(国指定重要文化財)

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更新日:2019年03月15日