白岩丹生神社本殿(国指定重要文化財)

白岩丹生神社

白岩丹生神社

元は白岩山の東にあったものを、時の鳥屋城城主であった畠山尚慶(なおよし)が、明応5年(1496)に現在の場所へ移したと伝えられています。

本殿は、標準的な造りですが、蟇股(かえるまた)や欄間(らんま)の装飾には牡丹や松などが彫刻され、極彩色が残る非常に優れたものです。
建築様式は、安土桃山時代の特色を持つことから、棟札にある永禄3年(1560)の建立と考えられています。
昭和30年には12枚の棟札とともに国指定の重要文化財に指定されました。

拝殿前にはネズの老樹があり、約45度の傾斜で拝殿の正面を横切っています。
ネズは成長が極めて遅い樹ですが、白岩丹生神社のものは幹周りが2.7メートルもあり、全国的にも屈指の老大樹と考えられており、和歌山県指定天然記念物に指定されています。

交通アクセス

有田川町役場金屋庁舎の北東約1km、早月谷川の北側にあります。

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社会教育課
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更新日:2019年03月15日