有田川町が龍谷大学と包括連携協定を締結します!

地域の複雑な課題解決を目指して

有田川町は住民生活の向上を図るため、龍谷大学(京都府)との間で連携と協力に関する包括連携協定を締結します。当町が大学と包括連携協定を締結するのは今回が初めてとなります。

平成18年に3町合併した当町は、少子高齢化、人口減少、産業衰退等地域によって複雑かつ様々な課題が存在しており、それらを解決するため、地域に向き合った施策を実施してきました。

この度、多岐にわたる分野で専門的な知識を有する同大学と相互の連携を強化することで、スピーディな課題解決ができることを期待しています。

また、当町と同大学とは既に「ぶどう山椒の発祥地を未来につなぐプロジェクト」で連携を始めており、当日、同プロジェクトに係る状況報告もあわせて行います。

「ぶどう山椒の発祥地を未来につなぐプロジェクト」とは

和歌山県は山椒の全国シェア65%を占め、当町の旧清水町エリアはその一大産地であり、ぶどう山椒の発祥地でもあります。しかし、生産者の高齢化、深刻な後継者不足により、5年先の産地を継続することが難しく、現在、大きな転機を迎えています。

同プロジェクトは本年1月より、地域住民と同大学経営学部の藤岡ゼミナールが「産地」と「消費地」をつなぐことを目的に、市場調査、用途開発、未使用資源の活用提案、認知向上と新市場の創造ひいては地域経済の活性化を図ります。同ゼミナールは本年5月に地域住民やぶどう山椒関連事業者と交流し、産地での情報収集も進んでおり、8月にも産地を訪問します。

また、同プロジェクトに賛同いただける一般企業にも協力を仰ぎ、町内外の多くの方々にぶどう山椒の魅力・産地情報を発信します。

協力企業:Dari K株式会社(京都府) など

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ぶどう山椒の収穫風景

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生産者から産地の聞き取り

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更新日:2019年06月26日