マダニの感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に注意しましょう。

1 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

平成23年に初めて特定された、SFTSウイルスに感染することにより引き起こされる病気で、主な症状は発熱と消化器症状で、重症化し、死亡することもあります。

STFSウイルス自体は、以前から国内に存在していたと考えられますが、平成25年1月に初めての症例が確認され、令和7年7月末時点で1,185件の報告があります。

2 感染経路

多くの場合、ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染していますが、感染患者の血液、体液との接触感染も報告されています。

また、インフルエンザなどのように容易に人から人へ感染して広がるものではないとされています。

さらに、イノシシやシカだけでなくアライグマやハクビシン、タヌキ、アナグマ、猫等にもウイルスを保有しているマダニが付いている可能性があるので十分注意してください。

3 症状

マダニに咬まれてから6日から2週間程度の潜伏期間を経て、主に原因不明の発熱、消化器症状(食欲低下、嘔吐、下痢、腹痛)が出現します。

時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ筋腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)を起こします。

4 予防方法

・マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(STFS)」を予防するためには、マダニに咬まれないようにすることが重要です。

・マダニの活動が盛んな、春から秋に多くの発生が見られることから、農作業やレジャーなどで、森林や草むら、藪などに入る場合には十分注意しましょう。

・森林や草むら、藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、肌の露出を少なくする。

・長袖、長ズボンを着用する。

・シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる。

・足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)を履く。

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更新日:2026年05月18日