有田川町×龍谷大学「ぶどう山椒の発祥地を未来につなぐプロジェクト」~「産地」と「消費地」をつなぐ第一歩~

龍谷大学生と株式会社スープストックトーキョーが産地へ

本年5月の活動に続き、龍谷大学経営学部 藤岡ゼミの学生(20人)が再びぶどう山椒生産者を訪問します。ぶどう山椒の知識をさらに深め、企業提案などの取り組みに活かします。

さらに、プロジェクトに賛同した株式会社スープストックトーキョーの松尾社長をはじめ、社員の方にも産地訪問していただきます。同社は既に、ぶどう山椒を使用した商品がありますが、地理、地勢、気候などの生育環境、産地の実情、生産者の想いなど生きた情報を汲み取るため、収穫などを通して産地交流を行います。

生産者は消費地の声を聞く機会が少なく、生産意欲が高まりにくい状況ですが、同大学および同社との交流を通して、ぶどう山椒の価値を生産者に再認識してもらい、生産意欲の向上を図ります。

今回の取り組みは、産地を未来につなぐ意志を育み、産地の未来を共に考え、プロジェクトの目的でもある「産地」と「消費地」をつなぐ第一歩となります。

「ぶどう山椒の発祥地を未来につなぐプロジェクト」とは

和歌山県は山椒の全国シェア65%を占め、当町の旧清水町エリアはその一大産地であり、ぶどう山椒の発祥地でもあります。しかし、生産者の高齢化、深刻な後継者不足により、5年先の産地を継続することが難しく、現在、大きな転機を迎えています。 同プロジェクトは本年1月より、有田川町と同大学経営学部の藤岡ゼミは「産地」と「消費地」をつなぐことを目的に、市場調査、用途開発、未使用資源の活用提案、認知向上と新市場の創造ひいては地域経済の活性化を図ります。同ゼミは本年5月に地域住民やぶどう山椒関連事業者と交流しており、産地で情報収集したことを踏まえ、学生ならではの柔軟性とバイタリティで、すでに企業提案も実施しています。

syukaku1
syuukaku

このページに関するお問い合わせ

商工観光課
〒643-0153 和歌山県有田郡有田川町大字中井原136-2

電話番号:0737-22-4506(直通、平日8時30分~17時15分)
電話番号:0737-52-2111(代表)
ファクス:0737-32-9555
​​​​​​​
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2020年04月01日