絵本を活用したまちづくり

子どもたちの心を育む絵本を身近に
有田川町では地域交流センターALEC(アレック)や金屋図書館を中心に、絵本を活用したまちづくりを取り組んでいます。
絵本には子どもの豊かな心を育むだけでなく、大人にも癒しや夢を与える効果があります。
有田川町では年間30回をこえるよみきかせ会が開催され、週末にはどこかでよみきかせが行われています。
それらを担っているのは主に町独自の養成講座を修了した「絵本のまち有田川よみきかせ隊」のみなさんで、図書施設や保育所、小学校などで年代に応じたよみきかせ活動を行い、絵本を通して地域の子どもたちの成長を支えています。

「絵本のまち有田川よみきかせ隊」によるおはなし会
さらには多くの絵本作家が参加し絵本ライブやワークショップが行われる「えほんdeわっしょい」に絵本の世界を実際の校舎で再現した「学校のお化け屋敷」といったイベントや絵本コンクールの実施など、図書施設の枠を越えた取組も展開しています。
絵本作家と連携したイベント「絵本deわっしょい」
「えほんdeわっしょい」の開催日には飲食や雑貨など地元の約20店舗が出店する「えほんマルシェARIDAGAWA」を同時開催するなど、絵本をテーマにしながらも年齢を問わず楽しめるような機会を大事にしています。
約20店舗が出店する「えほんマルシェARIDAGAWA」
また、有田鉄道線路跡を活用した遊歩道「ポッポみち」には駅舎跡を中心に絵本作家の描いた作品がみられ、公共スペースには「まちかど絵本館」を5カ所、地域のカフェや工房などにも協力をいただき「まちかど絵本箱」も数十カ所設置しているなど、絵本を身近に感じる機会が多くあります。
廃線になった旧駅舎でみられる絵本作家のペイント
これらの取組が評価され、当町は(公財)高橋松之助記念顕彰財団主催の「文字・活字文化推進大賞」を受賞しています。
絵本を活用したまちづくりについてはWEBメディアでも詳しく紹介されています。ぜひご覧ください。
紹介記事
有田川町はどのように20年で「絵本のまち」に変化したのか。立役者の杉本和子さんが教えてくれた、“最後の授業のつづき”のようなまちづくりの話【greenz.jp】(外部リンク)
和歌山にウォークスルー型図書自動貸出システム 有田川町アレックが導入【和歌山経済新聞】 (外部リンク)
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更新日:2023年09月06日