○有田川町岩倉財産区管理会条例
平成18年1月1日
条例第75号
(趣旨)
第1条 この条例は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第296条の2第1項及び第296条の4第1項の規定に基づき有田川町岩倉財産区管理会の設置、組織及び運営に関し必要な事項を定めるものとする。
(設置及び組織)
第2条 岩倉財産区に、有田川町岩倉財産区管理会(以下「管理会」という。)を置く。
2 管理会は、管理委員(以下「委員」という。)7人をもって組織する。
(委員の選任)
第3条 委員は、岩倉財産区の区域内に3箇月以来住所を有する者(世帯主)で有田川町の議会の議員の被選挙権を有するもの(以下「被選挙権を有する者」という。)のうちから町長が町議会の同意を得て選任する。
(失職及び資格決定)
第4条 委員が被選挙権を失ったときは、その職を失う。委員が被選挙権を有する者であるかどうかは管理会が決定する。この場合においては、出席委員の3分の2以上の多数により決定しなければならない。
(会長)
第5条 管理会に、会長を置き委員の互選により選任する。
2 会長は、管理会の会議を主宰し、管理会に関する事務を処理し、及び管理会を代表する。
3 会長に事故があるとき、又は会長が欠けたときは、あらかじめ会長の指定する委員がその職務を代理する。
(招集)
第6条 管理会は、会長が招集する。
2 2人以上の委員から管理会の招集の請求があるときは、会長はこれを招集しなければならない。
(会議)
第7条 管理会は、4人以上の委員が出席しなければ会議を開くことができない。
2 委員は、自己又は父母、祖父母、配偶者、子、孫若しくは兄弟姉妹の一身上に関する事件については、その議事に参与することができない。ただし、管理会の同意を得たときは、会議に出席し発言することができる。
3 管理会の議事は出席委員の過半数でこれを決し、可否同数のときは会長の決するところによる。
(管理会の同意を要する事項)
第8条 岩倉財産区の財産又は公の施設の管理又は処分で管理会の同意を要するものは、次のとおりとする。
(1) 財産又は公の施設の全部を処分すること。
(2) 財産の価値又は利用価値を減少する処分をすること。
(3) 財産又は公の施設の全部又は一部についてその財産の形態又は営造物の機能を変更する処分をすること。
(4) 財産又は公の施設の住民に対する使用関係の設定、制限若しくは廃止又は使用関係の変更をすること。
(5) 重要な管理行為に関すること。
(6) 財産又は公の施設の管理計画を定め、又は変更すること。
(7) 使用料、加入金又は分担金に関すること。
(8) 予定価格1万円以上の売買契約、供給契約又は請負契約を結ぶこと。
(9) 予算及び決算に関すること。
(10) この条例の改廃に関すること。
(報酬及び費用弁償)
第9条 委員の報酬及び職務を行うために要する費用弁償は、有田川町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例(平成18年有田川町条例第40号)の定めるところによる。
(委任)
第10条 この条例に定めるもののほか、管理会の議事運営に関し必要な事項は、有田川町議会の議事運営の例による。
附則
この条例は、平成18年1月1日から施行する。
附則(令和4年3月28日条例第7号)
この条例は、令和4年4月1日から施行する。