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浄教寺

国指定重要文化財 仏涅槃図 浄教寺所蔵

仏涅槃図とは、釈迦の弟子や在家、動物たちが泣きながら、横たわる釈迦の周囲を取り囲み、天空より仏母の摩耶夫人が馳せ下るという、釈迦入滅(亡くなること)の様を劇的に描いた仏画である。
本図には天蓋が描かれており、図像的に珍しい。

この仏涅槃図は明恵上人ゆかりの最勝寺(16世紀頃廃絶)から浄教寺へ伝来したものである。
宝床台を取り囲んで16人の比丘(びく=僧)形の人物が描かれているが、これは16人の羅漢である。

明恵上人は自分の存在を釈迦入滅後、弥勒出世まで広く衆生を導くという羅漢の姿に重ねあわせた。
栂尾高山寺蔵の樹上座禅像に羅漢図のモチーフが用いられていることが指摘されており、本図に16羅漢が 強調して描かれていることは、明恵上人の思想の反映、あるいは本人によるプロデュースを示すものと考え られ興味深い。

本図は鎌倉前期の作といわれているが保存状態も大変良く、明治32年12月6日に国指定となり、現在は浄教寺収納庫に大切に保管されている。
所在地 有田川町長田542
電話番号 0737-52-2469
交通アクセス 阪和自動車道 有田IC下車
県道吉備・金屋線を金屋方面へ
4つ目の信号を左折し直進
2つ目の信号を右折 車で約5分


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