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紀州手漉き和紙 保田紙

紀州手漉き和紙 保田紙(きしゅうてすきわし やすだがみ)のはじまり

紀州徳川初代藩主・徳川頼宣公がお国入りと同時に、藩内での製紙業を求めました。
その折に山保田組の大庄屋であった笠松左太夫が命を受け、大和吉野郡へ見学に行くが、その製法は教えてもらえませんでした。

そこで、村の美男子3人を吉野へ潜入させたところ、数年の内にそれぞれ3人の紙漉き女工を連れ帰ったのです。これが「保田紙」の始まりとなりました。
約360年前に3軒から始まった紙造りは、一時、400もの漉き屋が軒を連ねたと言います。

隆盛と衰退、そして復興

当初、紀州藩御用紙として納められていた保田紙は、和傘やうちわに用いられるようになりました。
大正、昭和初期に生産の最盛期を迎えますが、次第にその勢いにはかげりが見え始めます。
洋傘の普及や昭和28年の大水害により、昭和40年代には、ついに廃絶してしまったのです。
しかし、昭和54年1月、高齢者生産活動センター(現在は『体験交流工房わらし』)開業と同時に「保田紙」は復興され、現在に至ります。

作り方・製品・体験




保田紙の原料は、楮(コウゾ、地元ではカンゴとも言います。)です。
トロロ葵から抽出した糊を混ぜ、漉き簀で漉き上げたものを紙板に一枚一枚貼り付けて、天日乾燥させます。
保田紙は、昔ながらの製法で作られる手漉き和紙なのです。

現在は、様々な製品開発も行われています。手漉き和紙も各種あり、他には、色和紙、葉書、便箋、封筒、名刺、一筆箋、短冊などを製品化しています。

また、3月から12月までの期間、紙漉き体験・うちわ作り体験ができます。歴史と伝統を今に伝える保田紙を、あなたも作ってみませんか?
※紙漉き体験は、乾燥工程が必要となりますので、当日のお持ち帰りができません。後日、ご指定の場所へ発送いたします。
※ぞうり作り体験もできます。

体験

 体験交流工房わらしでは、保田紙の紙すき体験やうちわ作り体験ができます。

体験交流工房わらし

製品リスト


便箋

封筒セット

葉書セット

一筆箋

家宝帳

名刺

御巻紙

うちわ